■このコラムは約8年前に書いたものです。若気の至りです。
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ガオーーーー!! ♪ティリリリリリリリリ、ジャン!♪
アタリジャガー [[ ATARI JAGUAR ]]
 
ジャガーは、プレステ・サターンが出はじめていたころにはすでにあった、あのアタリ社の最後のマシーンです。平成9年12月現在、もはや秋葉原でも買えなくなってしまい、国内ではすでにプレミアもんです(本当か!?)。特にジャガーCD。ジャガーCDは、ジャガー専用のCD-ROMを読むためのオプションなのですが、ソフトはともかく、ジャガーCDそのものが超いかすハードなのです。
 
ジャガーCDについて・・実際に販売されたCD-ROMは数えるほどしかないのですが、ジャガーCDはそのハードのイカシ具合に驚かされます。オーディオCDをジャグCDに入れて再生すると、その音の強弱に合わせてなんともいえない映像が画面にアップデートされます。昔はやった「ビデオドラッグ」なんか比べ物になりません。しかも、ジャグのあのでかいコントローラーにあるテンキーで、映像を好みの(?)ものにいつでも切り替えることができます。映像は9パターン9パターンで、合計81はあるということです。モードによってはその映像を十字キーで自在に動かせます(!)。部屋の電気を暗くして酒に酔って見るともう薬いらず!一体こんな最先端(当時は)な作品をプログラムしたのは誰なのでしょう!?私は、後述する「TEMPEST2000」をプログラムした人だとふんでいます・・。それにしてもこのジャグCDのできの良さ!ここまでくるともう、面白いゲームがどうとかそれ以前の問題で、ジャグCDでお気に入りのCDをかけてみろ!!!
 
ジャガー、それはないんじゃない!?・・こうして夢のいっぱいつまったジャガーなのですが、追い討ちをかけるようにラインナップされていた周辺機器がありました。それがバーチャリティー社と共同開発していたHMD(ヘッド・マウント・ディスプレイ)です。デザイン的にはダイノバイザーにけっこう似ていて(泣)、ちょっと重そうなのですが、ダイノバイザーやグラストロンとは明らかに一線を画していた点は、頭センサー(俺命名)があったことです。これは、頭を右に動かせば映像も右に動き、左なら左、上は上と、目の前にただ画面が覆っているのではないものだったのです。もちろん視差による立体視ができ、目の前はもうサイバースペース!開発中の写真を見て胸をドキドキさせていたものです。ところが、発売に行き着く前にアタリがジャガーをやめちゃったので、このプロジェクトは空中分解してしまったのでした(というか、消息不明)。このHMDはジャガーが日本で発売された頃から話があり、私などこの為に本体を買ったようなもので、こういった結果になってしまった事は非常に残念で、アッタマきます。
「Coming soon!」じゃねえだろ!!
 


ソフトいろいろ

TEMPEST 2000

誰しもが良いと言う、超テクノゲー。80年初頭のベクタースキャンゲーム「TEMPEST」のREMIXバージョンと言えます。内容は4つのモードに別れます。
其の1 「Traditional」初代TEMPESTとしてのシンプルなゲーム。線画です。
其の2 「TEMPEST Plus」なぜあるのかよくわからないモード。イナズマンでいうところの「サナギマン」みたいなモードです。
其の3 「TEMPEST 2000」これが本題のREMIXバージョンです。線画が板ばりになり、ルールも過激です。
其の4 「TEMPEST Duel」2人対戦モードです。やったことありません。

ゲーム自体は洋ゲーでありがちな「なにがなんだかわかんないけど打ちまくりで、気持ちいい」的な部分があります。
レイヴ感覚てやつっすか?(ちがうんじゃない?:所長)
特筆すべきなのは音楽なのです。音楽!すばらしいです。聴いてみるのが一番早いんですが、かっこいいテクノがひっきりなしに流れます。
私はこう見えても音楽には素人なりに(?)うるさい方で、善し悪しは真剣に決める方です。テクノ音楽ならなおさらのことで、そんな私がチビってしまう程感動したのです。
サンプリングボイスの使い方とか、リズムループの打込み方とか、粗さ加減とかがこのゲームの性質に非常によくマッチしていて、最高なのです。
やはり曲の評判がよかったのか、なんとこの「TEMPEST 2000」、サントラ盤まで出たのです。といっても、たぶん非売品だと思いますが、ジャガーCDを買うとおまけに付いてきたのです。これは本当嬉しかったです。
しかし、しかし!聴いてみてガッカリ、なんとアレンジされているではありませんか!
だからアレンジはやめろっちゅーの!!!
結局テクノの真髄をわかっとらんのです。シンプルな音で荒削りだからチビっていたのに、ストリングスとか入れちゃって、リズムがなんか丸くなっちゃって、原曲が死んでます。それなりに良いんですが・・。
どうも、「サントラ」の話しになっちゃいました。


DEFENDER 2000

それからしばらくして、あの名作「DEFENDER」の「2000」が発売されました。「2000」と付いているからには、同じスタッフで、音楽のかんじも予想できたので、発見するなり即買いました。こちらも実にチビりました。名作です。かっこいいーーー!!!
ゲームモードは3つあります。
其の1 「DEFENDER CLASSIC」元祖「DEFENDER」がそのまま入ってます。「TEMPEST 2000」の方よりも、こっちの方がよく移植されている気がします。
其の2 「DEFENDER PLUS」これもなんだかわからない、「サナギマン」のようなモードです。なぜ、いる?
其の3 「DEFENDER 2000」そしてこれが本題の2000です。ゲーム内容のブッとび加減は、正常な頭では絶対に開発できないでしょう。BGMこそテクノですが、私はこのゲームにロック魂を感じずにいられません。ファミコンソフトの「暴れん坊天狗」に近いテイストがあり、あまりの狂気さに笑いころげます。その狂気さをちょっと紹介します。

・まず、舞台がすごい。宇宙空間でも地球でもアメリカでもなく、「サルバドール・ダリランド」。一体どこなんだ!?名前から予想される通りに、背景はシュールで、ステージ同士の関連性がまったくありません。もっともゲーム自体のスピードがあまりに速いため、じっと見ている暇なんてありません。
・プレイヤーの使命は、適当に敵を撃ちながら、地面の上を歩く小さい人間を救助することなのですが、なんとその小さい人間がオプションになる!金魚のフンのようにくっついてきて、人間のくせにレーザーとか発射します。救助する前にまちがって撃ってしまうと、断末魔をあげて死にます。
・人間が死ぬと、頭上から巨大な墓石が降ってきます。それに当たるとミス。
・自機がでかい。
・アイテムを取っていくといきなりボーナスステージに飛ばされ、ベートーベン「運命」のテクノリミックスが流れだし、画面は一転してビデオドラッグのような映像が流れます(実はこれもゲームなのですが)。
・ステージクリアすると、助かった数だけの人間が腰をふって踊って祝福してくれます。

・・・このソフトを手がけたスタッフのセンスの良さに脱帽します。みんな天才かもしれません。発売当時の95年じゃまだ早すぎました。今年もまだ早いんじゃ!?
どちらかというと、シューティングゲームとしてではなく、なんていうか、デジタルアート作品としてとらえたくなります。


KASUMI NINJA

しかるべくして出た、実写取り込みのモータル系格闘ゲームです。
これもはっきりいって、狂ってます。私はこのソフトが日本で発売されるのをそれはもう首を長くして待っていました。メッセサンオーでデモってるのをずーっと見ていたこともありました。買えた日のうれしさといったら・・。
しかもなんと、ソフトを買うともれなく「カスミニンジャ特製黒いハチマキ」が付いてきたのです。箱を開けてビックリ。あまりの粋なはからいに、笑い死ぬかと思いました。
実際のゲーム内容ももちろん、かなり笑えます。電源を入れると、重々しいパーカッションの音が流れ、いきなり「ガースーミー、ニンジャー!!」の叫び声。あっちの人がわざと日本人らしい発音を試みるとこうなるのでしょう。ゲーム中に聞こえるサンプリングボイスはすべて、発音が不自然です。英語らしく聞こえないのです。たとえば「Select Your Fighter」などは「セレッ、ヤー、ファイダ」と聞こえます。慣れないうちはもう腹が痛くてゲームになりませんでした。肝心の各キャラクターはなんかもうどうしようもない奴ばかりで、不憫でなりません。とりあえず、主人公は忍者です。これが地味なんです。忍者だから当然のことなんですが。

キャラ紹介(すべて、マニュアルに書いてあること+αです)
名前
プロフィール
ハバキ/HABAKI 本ゲームの主人公。何の飾りもない、真の忍者。霧隠家の長男。幼い頃は、龍雲寺(Dragon Cloud Temple)で育つ。手から炎を飛ばし、あぶなくなったら、ワープする。華麗な回し蹴りを使う。
センゾー/SENZO ハバキの双子の弟らしい。よって、見分けはつかない。技もまるで同じである。忍者服の色だけちがう。
チャギ/CHAGI キックボクサー。今までに5回も世界チャンピオンをとっているスター格闘家。目も眩むばかりの技の切れ味に、観衆はウットリ。現在彼はキックボクシングのスクールと、コンビニエンスストアを経営している。彼は映画界でもその名をとどろかせており、「Under-seize」「Lambadanator」また有名なところでは、「Kickboxing Kidd」シリーズ7作などに出演している。目つきがいやらしい。
アラリック/ALARIC 北ヨーロッパにある獰猛な遊牧民「ゴート族」の長。彼は最も残忍で、負けることを知らない。もともとバカな彼が持っている唯一の才能が、火薬を使うことだ。彼のユニークな火薬の使い方が、敵をまどわす。フェイタリティでは敵の口にダイナマイトをつっこんで吹っ飛ばす。安岡力也にちょっと似ている。
サンドラ/THUNDRA アマゾンの女王。近代産業から熱帯雨林を守る使命がある。自然パワーで敵を倒す。ビキニを装着してはいるが、ほぼ裸。ワープ技と、X軸にすっとんでいく技をもつ。
パカワ/PAKAWA コマンチ戦闘部族の長。長年共存してきた移民が貪欲になり、やがてコマンチ族の土地を占領しはじめたとき、彼はTu-Wee-Kahと呼ばれる戦闘集団を結成することになる。Tu-Wee-Kahはあたかもグリーンベレーのように、暗殺をしまくる。パカワの自慢のコレクションは、戦いで勝ち取った敵の頭なのである。したがって、フェイタリティも相手の頭をもぎとってはしゃぐ。
ダンジャ/DANJA 彼女は昼間は州検察官のアシスタントとして悪を裁いているが、ひとたび夜になればビジランテになり、己の裁きによって死刑を執行する!彼女は育ちも悪く、いじめられっこだった。奨学金をもらいながら、エリートコースをまっしぐら。しかし彼女は、腐敗した世の中を救うには自分のマーシャルアーツの技しかないと確信し、ボーラを持ってたちむかう。黒人の女性である。ピーターに似ている。
アンガス/ANGUS スコットランドの鍛冶屋であり、喧嘩屋である。鉄を打ち続ける過酷な作業が、彼の太い腕を形成した。彼の強さはスコットランド中に知れわたり、レスリング、ボクシング、ウェイトリフティングなどの腕だめしを何度もさせられた。やがて彼は喧嘩に目覚めるようになり、強い相手を求めて今日もさまようのであった。彼は自分のはいているスカートをまくりあげ、股の間から灼熱の炎を飛ばす。
ギャク/GYAKU ラスボスである。忍者である。したがって、予想どおり、ハバキ&センゾーと同じ姿をしている。技もハバキ&センゾーと同じだが、その強さは並大抵ではない。忍者服の色は黒。
キャラクターだけではなく、背景も実に妙です。あるステージでは、障子越しにチョンマゲらしいものをした人が2人、絶えず土下座をしているシルエットがあったりして、これにはショー・コスギもビックリです。

このゲーム、毎日やりたくなるようなものではありませんが、本当に買ってよかったと思ってます。あるだけで幸せ。


今回は以上の3本しか書けませんでしたが、持っている範囲どんどん書いていきます。
これは、布教活動みたいなものです。


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